年の差
ゆきは2個下で
私はもうすぐ30歳になる。
『もう三十路だね笑』
「うるさいな笑
私が30歳だろうが
別に気にしないでしょ?」
『うん
ただ俺の方が
少し遅く生まれただけだし』
待ってるなんて言えないし
続く自信もないし
他の人に揺れないか分からないけど
きっとゆきを手放したら
私は後悔すると思うから
ゆきが私を手放さない限り
ゆきの傍にいたいと思った。
「楽しかったね」
『超楽しかった』
なんて本気で言ってくれてるから
幸せな気持ちになるんだろうな。
少しケンカというか言い合いというか
してしまったけど
今はもう平気。きっと大丈夫。
信じるしかないんだから
下手に疑って険悪になるより
楽しいことを考えよう。