休みの日

私の顔を見てはニヤニヤするゆき

「何？」 『何でもない笑』

『休みの日はこう過ごしたよ』

「へーそうなんだ」

『全く聞いてこなかったからウケる』

「そうかな？」

聞きたくなかったから

聞かなかっただけ

きっとゆきは分かってる

「聞いて欲しかった？」

『いやー？』

「洗濯しに行くんでしょ？」

『んーでもトトが帰ってからにする』

一緒にいられる時間は短いから

ゆっくりするようにしてくれた。

『こんなつもりじゃなかったのに

    トトといるとイチャつきたくなる』

「やめれる？」

『やめらんない』

足や手のひらにキスをする

ゆきが可愛すぎて

単純な私は機嫌が良くなる。

「仕事行くね」

と、ゆきの部屋を後にしようとする

私の腕を引っ張り

『何でそんなこと言うのー

   後10分…』

後ろから抱きしめてくれて

大事にしてくれてる感じが伝わってきて

『海外に行ったら

   しばらくこうできないんだな』

て寂しそうに言っていた。