会いたい
と、ゆきが言ってくれたから
会いに行った。
皆が知らないと思ったから
隠してたのに
いつの間にか公表していたみたいで
私がゆきを見ている顔を見た友人が
微笑んできたから
何か怪しいなと思ってたら
『もう皆知ってるから』
「は!?言わないでって
言ってたじゃん!!」
『トトだけ知らない感じを
もう少し楽しんでいたかったけど
もう我慢できないって
言われちゃったんだよね』
そう言うとその友人が
『トトは約束を守る
良い子なのは分かったよね
逆にゆきは守らないのが
分かったけど笑』
「ちゃんと約束守ってたのに!」
嬉しそうにニヤニヤするゆきを見て
どうでもよくなった。
皆が帰ってから
『どうして言わなかったの?』
「いやむしろどうして言ったの」
『楽しかった~』
「もう隠さないで良いんだね」
そう言うと頭を撫でてくれた。
そしていつものゆきの違い
求めてくる感じが伝わってきて
「なんかいつもと違うね」
『だって好きなんだもん』
可愛すぎてゆきを襲ってしまった。
でもゆきも望んでそうだったから
後悔はしてないけど
『ちゅーしてくれないの?
俺への気持ちをちゅーで
表してみてよ』
と言ってきたので
ちゅーをしてから
同じ事を言ってみたら
止まらない程キスをされたから
「も、もういいです笑」
『えーまだ全然し足りない
気持ちが表せてないよ』
と、ふてくされていた。
今別れたばかりなのに
会いたいなー。