雪ととる

遠距離(海外×日本)になると分かっていて付き合い始めました。遠距離恋愛となるのか、想い出ブログとなるのか…。

最後の夜

日本最後の夜

 

ゆきの帰り時間に合わせられるよう

頑張って自分の準備を終えた。

 

ゆきが実家から帰ってきて

たった3日なのに久々に会う気がした。

 

ゆきの家に着き

部屋に入ると電話をしていて

しばらく黙る笑

 

終わってから

たくさんキスをして

たくさん抱きしめた。

 

手を繋ぎご飯を食べに行き

その道中に視線を感じたので

ゆきの方を向くと目が合い

 

『しばらく会えなくなるのかって

   そう思ってトトの事チラ見した』

 

なんて言ってくれて

会えなくなることを

寂しく思ってくれてるのかな。

 

「私もそう思ったけど

   生きているだけで幸せだよね

   死んだら許さないから笑」

 

治安が悪いところだと聞いているから

結構不安だったりする。

 

2人で一緒に初めてお店に行き

私の友人に差し入れをするゆき

優しいなーと思い

大事にしてもらえると嬉しくなる。

 

一緒にポーカーをして遊び

 

0時を迎え

ゆきの誕生日になった。

 

1番におめでとうを言いたくて

ゆきに耳打ちをする。

 

「誕生日おめでとう」

 

『もうそんな時間か、ありがと!』

 

そう言い終わると

カウントダウンが始まり

友人達がゆきの誕生日を祝ってくれた

 

ゆきに一言を求め

 

『そろそろ結果出さないとなんで』

 

と言うと

 

『お!結婚か!?』と茶化す皆

 

『はい!そうですね!』とのるゆきに

恥ずかしくなるのは私の方で笑

 

友人達がくれたケーキを

ゆきが私に食べさせてくれると

 

ファーストバイトか!!』と

再び茶化しが入り

 

ゆきがいない所で

『着床しちまえ!』と言われる笑

 

たくさん写真を撮り

私の出勤時間が早い為

本当は残りたいであろうに

早々に切り上げてくれた。

 

一緒に帰ろうとすると

 

『どうして一緒に帰るの?』と

ニヤつきながら聞かれるから

 

「おやすみなさーい」と言い

後にした笑

 

帰り道雨が降っていて

傘をさしてくれたゆき

 

『ちゃんと中に入って』

『トトがくれたブレスレットだけは

   濡らしたくない』

『時間大丈夫?寝れる?』

 

ゆきが大事に思ってくれてるのが

凄く伝わる。