一緒に飲み明かす事が増え
その日も一緒に飲んでいた。
狭いソファで一緒に横になり
『ねぇ』
と、呼ばれて振り向くとキスをされた。
『やっちゃった』
少し恥ずかしそうにしているゆきが
可愛くてキスに応じた。
そのままの流れで
関係を持ってしまったけど
後悔する事も
変化を求める事もなかった。
きっとその場のノリだろうと
深く追求する事もなく
普通に帰ろうとしたら
腕を掴まれ抱き寄せられた。
何度もキスをし
『一緒に帰るから待ってて』
そう言い呼び止められた。
特に何かを話すわけでもなく
談笑しながらその日を終えた。