昨日のやり取り
お互い用事があり
会わなかった日。
「明日は会える?」
『皆勤賞目指してもいいよ?』
「それいつまで続けたら皆勤賞?」
『店が潰れるまで?』
「ゆきがいなくなってからも
続けるのはキツい笑」
『俺がいるまででいいから来てよ』
「少しでも会えるなら会いたいしね」
『今日はさすがに来ない?』
「行かない笑」
『はぁー』
行っても良かったけど
電車で寝るくらい疲れてたから
やめておいた。
本格的にゆきが旅立つまでの
カウントダウンが始まった気がした。
『全然行く実感ないや』
そう呟くゆきの横顔を
複雑な気持ちで眺める。
ゆきの事で切なくなる私を見て
ゆきは喜ぶけど
それは私を好きな証拠だと思う
悔しいけど
ゆきが喜んでるなら私は嬉しい。