雪ととる

遠距離(海外×日本)になると分かっていて付き合い始めました。遠距離恋愛となるのか、想い出ブログとなるのか…。

良い所

 

『トトの良い所は意外に真面目

   真面目だけど不器用だから

   心配になるけどね

   心配するのも考えるのも当たり前

   彼女なんだから尚更ね』

 

『ちゃんと相手の気持ちを考えるし

   空気を読んでくれるよね』

 

いろいろ褒めてくれたから

とりあえず今までの事は

水に流そうかな

 

でもゆきとの未来が

想像しにくくなってきた

ゆきがよく分からない

いや、ある意味分かりやすい

ゆきは自分の事しか考えてないから

 

早めに一時帰国することになった

と聞いて

あまり嬉しくなかった

 

意外に早いなと。

 

ゆきに尊敬してもらえる人でありたい

ゆきを尊敬していたい。

好き

私が綺麗だと

褒められたことを伝えると

 

『トトは可愛いだよ

   いじめがいがあるし

   なにより頑張ってるよね』

 

『トトの良い所は

   かまってちゃんだけど

   相手の気持ちを考えて

   押し付けてないから

   居心地が良いんだよね

   俺もかまってちゃんなとこあるし

 

    後すぐすねる』

 

「違うよ!」

 

『すねるのは俺のせいか』

 

「そうだよ!笑」

 

『俺のこと本当に好き?』

 

「好きだよ。なんで?」

 

『俺なら嫌いになるなーて』

 

ゆきのこと?」

 

『うん。俺海外にいるし

   なかなか帰って来なさそうだし』

 

「そんな事で嫌いにならないよ

   ゆきは私が日本にいたら

   嫌いになるの?」

 

『ならないかなー。』

 

「会えなかったら嫌いになる?」

 

『ならないよ。大好きだよ。』

 

「一緒だね」

 

最近ゆきは自分の事が好きか

よく聞いてくる

やっぱり疲れてるのかな…。

キューとなる心

私の仕事が終わるのと同時に

電話が来て

 

『テレビ電話する?』

 

遠距離になって1ヶ月ちょっと

初めてテレビ電話をして

久々に動いているゆきを見た

 

凄く眠たそうで少し疲れていて

でも顔を見るのは久々で

恥ずかしくて緊張した。

 

『顔が見れて良かった』

 

電話出来た時間は

ものすごく短かったけど

その後電話に切り替えて長電話をした

 

『会いたい、好きだよ』

『抱きしめてちゅーしたい』

『俺のこと好き?どれくらい?』

 

顔を見たドキドキもあり

久々に新鮮な気持ちを

取り戻した気がする

 

ゆきに会いたい

寂しい

抱きしめてほしい

 

 

タイミング

ゆきのワガママ自己中ぶりに

最初は可愛いって思っていたけど

今は少し付いていくのが大変

まだ近くにいたら

顔の表情や仕草で緩和出来るけど

言葉だけではキツいものがある。

 

海外旅行行くのに

仕事を休んでほしい

長期休暇とって欲しい

 

これがゆきの願い

 

でも元々仕事が好きで

更に人手不足な今

休みが欲しいなんて絶対言えなくて

長期休暇も元々短いから

それに合わせてほしいし

無理ならゆきだけ海外を楽しめばいい

と思ってたんだけど

そうはいかないみたいで…。

 

今私は本業の他にバイトもしてる。

し始めたのは

ゆきとの海外旅行の為でもある。

 

分かってないだろうけど。

 

仕事は信頼関係が大事。

私はその信頼を失いたくない。

 

仕事はきちんとしたいんだよ。

 

でも好きだから

言えなかったりするんだよね。

(言ってるけど)

分かってくれないもどかしさ。

 

今日も電話で

寝落ちするゆきに対して

 

「寝た?」

 

『んぁ…?寝てない…』

 

「切るよ?」

 

『何で?トトの声聞いてたい』

 

可愛いって思うけど

ひとり言を話し続けろって事?

て思っちゃって

すぐさま切った笑

怒りにも似た感情

最近のゆきの言動に

不信感が募っていた。

 

電話をしても話さない

私も話さないでいると

『話して』と言ってくるので

話そうとすると寝出す

会話を覚えていない

『そんな話したっけ?』が多くなった

LINEまで雑に。

 

『好き』『会いたい』と言う

言葉にはそぐわない言動ばかりで

私はどんどん話すことが嫌になる

 

『最近元気なくない?』

 

とゆきが私に聞いてきたので

今しかないと思いゆきに対しての

不満をぶつける事にした。

本当は諦めようとしていた事。

でも諦めてしまえば

もうゆきを好きではいられないと

そう感じたから伝えた。

 

ゆきの気持ちが分からない」

「私に興味無いんじゃないか

   と思ってしまう」

 

『興味あるよ!!

   ごめん。俺が悪いわ。』

 

素直に謝ってくれるゆきに

少し拍子抜けをし

頑張って起きてくれている事に

申し訳ない気持ちになった。

 

『俺にはワガママを

   言ってきていいんだからね

   我慢はしないでほしい』

 

なんて言ってくれたけど

全てをさらけ出すのは

なかなか難しいと思う。

受け入れてもらえなかったら

どうしようって怖くなるし

無理をさせていたらと不安になる。

 

でも何にせよ

怒ってしまうのは

好きだから、傍にいたいから

なんだろうなと思った。

1ヶ月

あっという間に

離れて1ヶ月た経った。

 

長いようで短くて

短いようで長かった。

 

それでも毎日のように

『好きだよ』『会いたい』

そう言ってくれるから

やってこれた気がする。

 

最近じゃほぼ毎日電話してるし

私が遅番であっても

早めに寝て早めに起きてって

合わせて時間を作っている。

 

やっぱり会えない分

声を聞きたいって思うから。

 

『隣に来て』

『トトがほしいよ』

『ちゅーしたいな』

『抱きしめたい』

『トトじゃなきゃ』

 

いつも眠たげな声で

そう甘えてくるから可愛くて仕方ない

 

私はゆきとの電話では

なるべく楽しい話を探して

ゆきが笑ってくれるか考える

 

嫌な話よりも楽しい話がしたい

また明日も電話したい

声が聞きたいって

思ってもらえるように。

 

安定に寝落ちするゆきを見届けて

今日も私は電話を切る笑

傍に

昨日はたくさん電話をした。

 

仕事が終わってからと

夕方と

今日の朝方か。

 

ゆきは電話したいと言う割には

あんまり話さず

私がいつも喋り倒してるから

 

「あんまり話さないよね」

 

『ダメかな?』

 

「私話しまくってるから

   面白いのかなーてたまに思う」

 

『面白いよ

   それにトトの声を聞いていたい』

 

「それなら良いんだけど」

 

『それに電話しているだけで

   隣にいるみたいでしょ?』

 

なんだよ可愛いなこんにゃろ笑

 

『好きだよ』

 

「どこが?笑」

 

『んーいっぱいありすぎるからなー』

 

せっかく答えてくれたのに

眠たすぎて覚えてないって言うね

その時の嬉しかった感情だけは

覚えてるんだけど

もったいないことしたなー。

 

『早くトトに会いたい』

 

いつも言ってくれる

 

『俺のこと好き?』

 

「好きだよ?なんで?」

 

『聞きたかっただけ』

 

「私のこと好き?」

 

『好きだよ。そう見えない?』

 

「見えないことない笑」

 

私が笑っていられるのは

ゆきが想いを伝えてくれるから。

 

私が寝不足なのを心配してるゆき

でも私は心配してくれる事が嬉しい。